流行の差し歯って何?差し歯で悩むなら聞いてみよう!

コラム

流行の差し歯って何?差し歯で悩むなら聞いてみよう!

虫歯で大きく削れたり、偶然の事故で欠けてしまったりと様々な状況で差し歯へと置き換えなくてはならなくなった場合・・ 
でも差し歯って何?インプラントとは違うの?私に合う差し歯は何?このような悩みを解決出来る説明をします。

そもそも差し歯ってなに?〜保険の差し歯からセラミックまで〜

差し歯とは自分の歯に被せ物をつけることを言います。

根っこだけでも自分の歯が残っている必要があります。

ただし、歯茎の奥深くまで虫歯が進行してしまったような状態ですと、いくら歯が残っていようが差し歯を支える力がその歯には残っていませんので注意してください。

インプラントとの違いは、インプラントは根を含めた歯を全て失ってしまった場合に、顎の骨にチタン性の金属を埋め込んで、それと差し歯を合体させることで自分の歯に置き換わって見た目や機能を回復してくれるものです。

差し歯の種類は何があるの?

①保険の差し歯(前歯:硬質レジン前装冠)

保険の前歯

金属の裏打ちに表側だけプラスチックを貼り付けたものです。保険診療で約9,000円となります。特徴は以下のものになります。
 

  • ・プラスチック面が変色してくる
  • ・プラスチック面が金属から剥がれ落ちる
  • ・修理してもきれいに修復出来ない
  • ・歯に合ったきれいな色に作れない
  • ・歯茎が黒くみえる
  • ・虫歯になりやすい
  • ・安価
  • ・2年間は保険適応での再製作は出来ない

 
保険の差し歯は何と言っても使用できる材料に限りがあります
そのため、それぞれの材料の劣化も早く、長期間美しく維持することが難しくなります。

また裏打ちの金属の歯へのなじみが良くないため、知らないうちに境目から虫歯になっている事もしばしば。
壊れたり、見た目に不調和がある場合は再製作が必要になることがほとんどです。

 

②保険の差し歯(小臼歯:ハイブリッドクラウン)

4番目の歯

今までは銀歯でしか出来なかった4番目5番目の歯も白い差し歯が出来るようになりました。全体がプラスチックの材料から作られています。こちらも保険診療で約9,000円ですが、以下のような特徴があります。
 

  • ・単色であり、審美性には劣る
  • ・プラスチックであるため、長期使用で変色する
  • ・強度に乏しく、すり減ったり割れたりする
  • ・歯を削る量が多い
  • ・安価
  • ・金属アレルギーの心配がない
  • ・2年間は保険適応での再製作は出来ない

 
使用出来る歯が限定的で奥歯には適用されません。また材質がプラスチックのため、歯ぎしりやくいしばりなど噛む力が強い方には向いていませんので、よく相談してから決めましょう

 

③セラミックの差し歯(全歯:オールセラミッククラウン)

オールセラミッククラウン

現在最も美しく作られる差し歯になります。
金属やプラスチックを使用せず、セラミックだけで差し歯が作られます。

過酷な口の環境の中でも長期間耐えうる材質であり、自然な調和が図れます。

適合性もよく、アレルギーの心配もありませんから安全性にも優れています。セラミックにも細かく言えば幾つか種類がありますが、約100,000〜150,000円程の金額となります。以下のような特徴があります。
 

  • ・天然の歯と同じような透明感のある色調を再現出来る
  • ・汚れがつきにくく変色がない
  • ・丈夫で長持ちする
  • ・安定した噛み合わせを維持出来る
  • ・精度がよく、劣化しないので虫歯になりにくい
  • ・アレルギーの心配がない
  • ・噛み合わせが強いと割れる事がある
  • ・歯を削る量は比較的多い
  • ・自費診療となる

 

最高の差し歯をつけたい!そういう方にはオススメの差し歯なのです。

型採りする材料から、色調を再現させる為の歯の写真、状況によっては作製してくれる技工士さんを立ち会わせて希望の形態、色となるように入念に準備する事が出来ます

見た目や精度、安全性に優れた差し歯となります。

 

④セラミックのお面(前歯:ラミネートベニア)

before
治療前

after
治療後

歯の表層を削って、接着剤でセラミックを貼付ける治療になります。
差し歯とは違い、歯全体を削る事なく、表面全体だけをちょっと削ることで済みます。
約100,000円程の金額となります。

以下のような特徴があります。
 

  • ・天然の歯と同じような透明感のある色調を再現出来る
  • ・汚れがつきにくく変色がない
  • ・丈夫で長持ちする
  • ・歯茎が黒くならない
  • ・アレルギーの心配がない
  • ・噛み合わせが強いと剥がれる、割れる事がある
  • ・歯を削る量は表面だけで済む
  • ・自費診療となる

 
特徴はオールセラミッククラウンと似ていますが、削る量が少ないのが大きな利点となります。
 

  • ・歯の変色が著しく、ホワイトニングをしても変わらない方
  • ・隙っ歯が気になっている方
  • ・歯のでこぼこなど歯並びが気になっている方

保険の差し歯

 
こんな方々でもラミネートベニアを用いればきれいにできるケースも多々あります。

セラミックはこのようなケースにオススメ!

①神経が死んでしまった、取ってしまったことで変色してきた場合

神経が死んでいる歯

虫歯や怪我で無念にも歯の神経を取らなくてはならなくなってしまった歯は、時間とともに明るさが消えて変色してきます。
他の歯はきれいなのに前歯1本だけ黒ずんでいる、そんな状態だとどうしても目立ってしまいます。
②歯並びが悪い場合

歯並びが悪い

前歯がでこぼこに並んでいるようなとき、歯並びを治す矯正までは考えていないけどといった方には対応可能な時もあります。
ただし歯の角度を差し歯で治すのにはある程度限界がありますので、こういった時は差し歯を入れた場合の予想シュミレーションの歯型を作製し、今の歯型と比較してゴールを予測する事も出来ます。

また隙っ歯の方にも有効です。
こちらもオールセラミッククラウンで違和感のない自然な状態にする事が出来ます。

③薬品により変色している場合

歯がねずみ色

テトラサイクリン症と言われ、抗生物質の作用によって歯が縞模様に灰色っぽくなってしまっている歯には有効な方法です。
このケースではホワイトニングを行っても白く改善することが難しいため、オールセラミッククラウンやラミネートベニアで治療していくことになります。
④金属の差し歯で境目の歯や歯茎が黒ずんでいる場合

歯ぐきが黒い

保険の差し歯など、裏打ちが金属の差し歯が入っていると、金属がイオン化して溶け出し、装着しているその境目を黒く染めてしまう事があります。そういった状態を目立たなくすることもできます。
⑤銀歯が気になる場合

銀歯が目立つ

ニコッと笑った場合銀歯が目立ってしまうと恥ずかしい時があります。
銀歯を使用しているのもほとんどが日本人だけなのです。国際化が進んでいる現代、銀歯からセラミックへというメタルフリー治療という考えも今後浸透していくでしょう。

差し歯はお一人ひとりにあった選択が重要です!

差し歯も種類が幾つもあります。
ご自身に合った差し歯の選択が重要になります。
差し歯の治療となった場合は、きちんと歯医者に自分にあった差し歯とは何か、相談してから選択すると良いでしょう。

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