親知らず抜歯後の穴について

親知らずを抜いた後は歯茎に穴が開いたようになります。

この穴、いつ閉じるのか、中に何か入ってしまわないか、気になりますよね。

治るまでの経過と、抜歯後の穴についてまとめました。

親知らずを抜いた後の穴の治り方

親知らずを抜いた後の穴のことを、専門的な用語で「抜歯窩(ばっしか)」といいます。

親知らずを抜くと、今まで親知らずの根っこがあった部分がなくなりますので、あごの骨に穴が開いたような形になります。

親知らずを抜いた後、抜歯窩の中には、血液が溜まります。

この血液を「血餅(けっぺい)」といい、血餅は長い時間をかけて、骨の組織を作り出し、穴の開いた部分を少しずつ治していきます。

骨が元通りになるまでには、約3~4か月ほどかかります。

しかしその前に、お口の中の粘膜(歯茎の部分)が先に治ってきますので、穴の開いた部分は、見た目的には大体1か月前後で気にならなくなってきます。

個人差もありますが、それほど長い期間穴を気にしなくても、普通に生活できるようになります。

食べ物が入ってしまわない?

穴が開いていると、食べ物が入りそうで気になるという方も多いかと思います。

最近では、親知らずを抜いた後に、抜歯窩に吸収される薬を入れ、さらに歯茎を縫って物が入りにくくしてくれる口腔外科が増えていますので、あまり心配しなくても良いと思います。

抜歯窩の中にご飯粒などが入ってしまっても、異物として認識され、はじき出されるようになっていますので、そのまま穴が閉じてしまうなんていうことはありませんから、安心してください。

親知らずを抜いた次の日からは、よくうがいをして、抜歯窩に停滞している食べカスを洗い流し、清潔にしましょう。

なかなか治らない、抜歯後の穴

抜歯したあとしばらく経っても、その部分の歯茎が少しへこんでいるような感じがする方もいらっしゃいます。

痛みが無ければ特に問題ないので気にしないようにしましょう。

高齢の方は、若い方に比べて歯茎の治りが悪いので、抜く前と全く一緒の状態には戻らず、少しへこんだままになる可能性もありますが、これも問題ありません。

また、親知らずを抜いてから1か月以上経っても痛みが引かないような場合は、抜歯窩にうまく血餅ができておらず、「ドライソケット」という状態になっている場合もあります。

おかしいなと思ったら、歯科医院を受診してくださいね。



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