歯周病って?

 

横になる歯周病という病気の名前はすでにご存じのことと思います。

では、歯周病とはどのような症状があるか、原因は何かご存知ですか?

歯周病対策の歯磨き粉も販売されていますので、テレビコマーシャルの宣伝で、症状が重くなると「歯が抜けてしまう!」という恐怖のイメージがあるのではないでしょうか。

確かに、歯周病の治療をせずに、悪化させた場合、最悪の場合には、歯が抜けてしまいます。

それどころか、歯を支える歯肉の下にある骨(歯槽骨)までもが溶けてしまう病気です。
 

歯周病は、今や世界で最も感染者数が多いと言われる感染症!

 
歯周病歯周病に関連する細菌に感染し、お口の清掃度が悪いとどんどんと細菌が増殖していきます。

この細菌が、生存するうえで、人間が食べ物を食べて代謝をしてエネルギーを得るように、細菌もプラーク(歯垢)をエサに代謝を行い、毒素を排出します。

この毒素により、歯を支える歯肉や、骨(歯槽骨)が溶けて、支えを失った歯はグラグラとしていきます。

ご自身が歯周病かどうか、歯科医院にて診断を受けたことはありますか?


 

自覚症状がほとんどない歯周病

 
自覚症状がない歯周病の始まりは、自覚症状がほとんどありません。

ご自分では気づかないうちに、歯周病が進んでいる可能性も十分にあるのです。

歯周病の患者さんが初めて歯科医院を受診する際に理由として多い症状は、歯磨きをしていると血が出る、家族や同僚から口臭がすると言われた、奥歯で噛むと歯が痛いといったような症状があげられます。

出血や痛みがあるといった、急いで歯科医院を受診したほうが良いと患者さんが感じる症状がなくとも、なんとなく以前より歯肉の位置が下がった、見た目が悪くなった、歯肉が赤く腫れている、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすいといった症状を訴える方もいらっしゃいます。

歯科医院では、歯周病の診断のため、歯磨きが上手にできているかの確認として、お口の中のプラークの残り具合を染め出し液で染色し、視覚的にわかりやすくします。

そのうえで、歯磨き指導を実施します。

喫煙などの生活習慣についても問診で確認します。


歯周病の治療また、歯と歯肉の間にある歯周ポケットの深さを確認し、4mm以上ある場合には、歯周病に注意が必要です。

歯周病になると、歯を支える歯肉の下にある骨(歯槽骨)が溶けてしまうため、その進行度を確認するため、レントゲン写真を撮ります。

大きく分けて、歯磨き指導、問診、歯周ポケット測定、レントゲン撮影の段階を経て、歯周病の判定を行います。


 

歯周病の予防に向けて

 
歯周病の予防に大切なのは、毎日の上手な歯磨きが第一歩です。

歯磨きの方法を歯科医師や、歯科衛生士から学び、専門的なクリーニングを定期的に受けると効果的です。

気になる症状がある場合には、かかりつけ歯科を受診し、相談をすることが大切です。



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