インプラントをする前の歯周病治療の大切さ

 

インプラントをする前の歯周病治療の大切さ

今やすっかり普及し定着したインプラント治療。
インプラントのおかげで一度失った歯を取り戻す事ができますし、再び食べ物を噛む喜びを実感することもできます。
インプラントは審美的にも、とても魅力的な治療と言えます。
しかし、インプラント治療を開始するにあたって意外と知られていないのが歯周病との関係性です。

 

歯周病とインプラント治療の関係って?

歯周炎

まず、インプラントとはどんな治療の事を言うのかおさらいしてみましょう。
インプラントとは、失ってしまった自分の歯の代わりに人工で作られた歯根を顎の骨に埋め込み固定し、その上に人工歯を被せて歯の機能を回復する治療のことです。いわば人工の歯を使った移植手術といったところですね。
インプラント治療を上手く成功する鍵は、顎の骨の状態にかかっています。

しかし、歯周病を患っているとインプラント治療を行う事ができません。
それはなぜでしょうか?歯周病は、歯周病菌によって骨を溶かしてしまう病気だからです。
歯周病が進行していると顎の骨が溶けている状態なので、インプラントを埋め込み、支えるための十分な量や幅の骨がありません。
ですから、アメリカ合衆国の歯周病学会が「インプラント治療は歯周病の専門医が行うべきだ」と述べているのは興味深いですね。
それほど歯周病とインプラントの治療には密接な関係があるのです。

 

インプラント治療は歯周病を治してから

悩む若い女性

では歯周病がある場合、無理矢理にインプラントを入れるとどんな事態になってしまうのでしょうか?インプラントが脱落する恐れがあります。
せっかく費用をかけてインプラントを埋め込んだとしても寿命が短く、長く使用できない残念な結果に終わります。
しかもそれだけではありません。インプラントも歯周病菌に感染する恐れがあるのを知っていましたか?

 

インプラント後も歯周病菌に感染するリスクが!

無事にインプラントを入れたとしてもインプラント周囲炎になるリスクがあります。
インプラント周囲炎は、歯周病と同様に歯周病菌が原因で歯周組織を破壊したり、歯肉の炎症を引き起こします。
しかもインプラント周囲炎は、本物の歯の歯周病と比較して10倍以上のスピードで進行するそうです。
インプラントにしたから、もう歯周病とは関係ない、と考えるのはとんだ思い違いです!
インプラント治療後もプラークや歯石が付かないよう歯をきれいに保つ必要があります。

 

まとめ

インプラント治療の一番の障害は歯周病であることがお分かり頂けたでしょうか?インプラント治療を希望している人は、まず自分の歯の状態を確認しなければいけません。
歯周病を患っているなら、まず歯周病をしっかり治す事が先決です。
それからインプラント治療を開始できるでしょう。

 

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