歯周病はどんな病気か

 

歯周病はどんな病気か

歯周病、という病名は誰でも一度は耳にした事があるはず。
歯槽膿漏と言うとピンとくる人もいる事でしょう。
これは歯科学的にどちらも同じ病気のことです。
歯医者さんに行けば、歯周病予防という言葉を聞いたり、歯周病のチェックをしてくれたりする事もあるでしょう。
でも…歯周病って一体どんな病気なのでしょうか?歯周病についてしっかり学んでおくと、歯を磨くだけではなく歯医者さんに定期的に通って歯のメンテナンスをする重要さを理解できるでしょう。

歯周病ってどんな病気なの?

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歯周病とは、歯の周りにある歯周組織(歯を支えている周りの組織)がプラーク(歯垢)の中に存在している歯周病菌によって感染し炎症を引き起こしてしまう症状のことをいいます。
歯周病は感染症の一種であり、細菌が体の中に入り込んで引き起こすれっきとした病気なので、決して軽く考えてはいけません。
さらに最近の研究結果では、歯周病が糖尿病を始め、骨粗しょう症、関節炎、心臓疾患、動脈硬化、早産・低体重児などの様々な病気と関係している事が分かっています。
歯周病は、適切な処置をせずに放っておくと歯だけではなく命取りにもなる恐ろしい病気なのです!

 

歯周病菌によって引き起こされる病気

プラーク(歯垢)は細菌をいっぱい含んだ塊で、1mmグラムの中に1億以上の細菌が含まれています。
しかし、それらの細菌全てが歯周病を引き起こすわけではありません。
歯周病を引き起こす歯周病菌は、今現在のところ十数種類以上あることが分かっています。
幾つか例を挙げると、

・トレポネーマ・デンティコーラ(Td菌)
・ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.g菌)
・タネレラ・フォーサイシア(T.f菌)

などです。では、日本では一体どれだけの人が歯周病を患っているのでしょうか?
歯周病は日本全国民に影響を与えている病気
歯周病は、日本人の大人8割以上が患っている国民病です。
つまり10人に8人は歯周病、というわけですが自分が歯周病持ちであることを意識している人はわずかです。
そこが、歯周病の恐ろしいところです。
歯周病になっていても多くの場合、本人に自覚症状がないのです。
知らず知らずのうちに歯周病に侵されていて気付いた時は既に手遅れの状況になっている事もあります。
そして、歯が抜けてしまう大半の原因はこの歯周病にあるのです。
例えば、以下のような症状が見受けられるなら既に歯周病になっている可能性が十分考えられます。

  1. 歯ブラシで歯を磨いている時に血が滲む
  2. 歯がグラグラする
  3. 口臭がひどい
  4. 朝起きると口の中がネバネバしている
  5. 歯茎から膿みが出ている

歯周病はsilent disease、つまり沈黙の病気と呼ばれています。
それでも歯周病をコントロールし、治療する事は可能です。手遅れになる前に歯医者さんへ行って歯周病を完治させましょう!

 

歯周病はどんな病気かに関連する記事まとめ

⚫️知っておきたい!歯周病の怖さと予防方法
⚫️歯周病になる原因
⚫️歯周病の治療法にはどんなものがあるか
⚫️歯医者で行う歯周病の予防法(PMTC)とは?
⚫️インプラントをする前の歯周病治療の大切さ
⚫️歯周病の治療にかかる費用は?
⚫️歯周病と口臭の関係



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