見えない裏側からの矯正(舌側矯正)

舌側矯正とは

舌側矯正

舌側矯正とは、唇側ではなく舌側、つまり歯の裏側に矯正装置をつける治療方法のことです。一般的には、矯正といえば歯の表側に矯正装置をつける方法を思い浮かべるかもしれませんが、その逆の部分につけるのです。
きれいに治したい気持ちはあるが、唇側矯正ではどうしても装置の見た目が気になってしまう、そんな方も多いでしょう。ところが、最近では裏側矯正という治療方法を選択することができるようになり、以前とは情況がずいぶん変わってきました。

メリットとデメリット

裏側矯正の特徴について、メリットとデメリットという観点からご説明します。
(1)メリット

  • 他の人から矯正をしていることを気づかれにくい
  • 近くでも見ても矯正装置をつけていることが他人に気づかれることはありません。
    ・歯が後ろに下がりやすい
    抜歯をしてすき間のやりとりをする際に、唇側矯正に比べて奥歯が前に移動しづらいため、その分前歯が後ろに移動しやすくなります。

  • 虫歯をつくりにくい
  • 唾液には虫歯の原因となる細菌を殺菌してくれる働きがあります。舌側矯正では、装置が裏側についているため、装置周りに唾液が循環し、常に潤っている状態になっていますから、虫歯をつくりにくいといえます。

  • 中学生・高校生でも可能
  • 歯を動かす上では、中学生・高校生の時期は非常にメリットが多いのですが、思春期の頃は見た目がとても気になりますよね。目立たないことは大きなメリットです。

  • 歯へのダメージが少ない
  • 歯の裏側は表側よりもエナメル質が厚いため丈夫です。歯へのダメージを少なくすることができます。

    (2)デメリット

  • 発音のしにくさ
  • 舌が装置に当たるため、違和感や発音のしづらさなどのトラブルを抱える場合があります。ただし、時間の経過とともに慣れてきます。

  • 装置の準備に時間がかかる
  • オーダーメイドの装置を使用するため、装置の準備にお時間をいただくことがあります。
    ・費用が高く、治療期間が長い
    より高度な技術が必要になるため、一般的な唇側矯正よりも高額で期間を長く要することが多いです。

    ◆治療の流れ
    (1)ご相談
    (2)治療計画や分析のための精密検査
    (3)精密検査の結果や治療方針の説明
    (4)精密な型取りと咬み合わせの記録
    (5)装置の作成
    (6)装置の装着
    (7)毎回の調節