見えない矯正歯科

◆見えない矯正歯科とは

「見えない矯正歯科」とは、リンガル矯正とも呼ばれ、ワイヤーやブラケットといった矯正装置を歯の裏側に装着する矯正法です

。この矯正治療では、正面からは矯正装置が完全に見えず他人に気付かれることはありません。通常の表側の矯正治療は未成年の

時に行うことが多いですが、「見えない矯正歯科」は年齢に関係なく幅広い世代の方が治療を受けています。

見えない矯正歯科は、職業柄、矯正装置が見えてしまうと困るという方や見た目の美しさにこだわる方にはオススメの治療法です

。接客業や営業職、タレント、モデルをされている方に大変人気がありますす。

◆見えない矯正歯科の種類

見えない矯正歯科においては、外から見えない矯正装置(リンガルブラケット)が使用されます。リンガルブラケットの種類は数

多くありますが、次のようなものがよく使用されています。

(1)STbリンガル

STbリンガルは、快適で体にやさしく、速く、確実な治療システムを実現するために、新しく開発された矯正装置です。イタリアの

矯正医Dr.スクッゾと東京のE-LINE矯正歯科の竹元京人先生が共同で考案し開発されました。

【特徴】

・舌の位置に配慮してあるため、痛みや異物感が少なく発音に対しても影響が少ない

・口腔内の衛生環境が保てるように配慮してある

・STbは弱い力のワイヤーと一緒に使用することにより歯を効率的に動かすことができます。

・従来の装置よりも通院回数の減少や治療期間の短縮化が可能

・質の高い予測可能な治療の実現

(2)クリッピーL

クリッピーLは、目立つ金属やセラミックの装置を使用していな独自のクリップ構造を持つ矯正装置です。

【特徴】

・弱い力で歯を動かすことができるので、歯が動く時の痛みが少ない

・シャッター構造が小さいため、違和感や発音のしづらさが少ない

・シャッター構造により治療時間が短い

◆メリット

見えない矯正歯科(リンガル矯正)のメリットとして、次のようなものがあります。

(1)外部から見えにくい

歯の裏側に矯正装置を装着するので外部からは見えにくく、笑っても装置は見えません。矯正をしている事を他人に気付かれるこ

ともないため、精神的に安定します。

(2)虫歯になりにくい

矯正治療中はブラケットの周囲に歯垢がたまり虫歯になりやすいのですが、中性である唾液が大量に分泌され虫歯になりにくいの

です。

(3)口元の変化を確認しやすい

表側に装置をつけないので、口元の変化を常に確認して矯正治療を進めることができます。

(4)口唇にやさしい

口唇側に装置がないためスポーツなどをして外圧がかかっても、口唇を傷つけることはあまりありません。

◆デメリット

見えない矯正歯科(リンガル矯正)のメリットとして、次のようなものがあります。

(1)装着当初には発音がしにくい

矯正器具をつけた当初は、舌を歯の裏側にあてて発音する言葉がやや不明瞭になることがありますが、1~2ヶ月するとほとんど

の人は慣れてきます。

(2)食べた物が引っかかる

歯の内側に装着するので、食べ物が引っかかることがあります。

(3)1回の治療時間が長い

表側に装着する場合と比べると装着するのに手間がかかります。

(4)舌を傷つけることがある

慣れないうちは、注意しないと舌を傷つけてしまうことがあります。

(5)治療費が割高である

高度な技術が必要で処置時間もかかるため、治療費はどうしても高くなります。