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矯正歯科と審美歯科は何か違いますか?


矯正歯科と審美歯科、どんなイメージをお持ちですか?

「どちらも見た目をきれいに整える方法でしょう?」

いえいえ、実は似て非なる方法なのです。
どう違うのかを知った上で、自分はどちらの方法を希望しているのか、もう一度よく考えてみましょう。

矯正歯科と審美歯科の小さな小さな共通点

矯正歯科と審美歯科の共通点

この2つの共通点として挙げられるのは、ただ一点!
「きれいに並んだ歯並びを目指す」ということ。
ここで要注意なのは、審美歯科は、歯並びを整えることはできても、咬み合わせに関してはあまり視野に入れていないことが多いのです。
例外としては…

    1. もともと骨格的な不調和がなく、奥歯の咬み合わせが理想に近い場合

前歯に限局した少しの捻れや傾きをとにかく短期間で治したい!という方ですね。

しかし、短期間できれいになるからといって短絡的に飛びつくのは考えものです。
なぜかというと、審美歯科では多くの場合、歯を削って被せものをするということをします。

削る分量によっては、神経をとる処置が必要になることもありますし、スペースの関係で大きさのバランスがよくない歯になってしまうことも。

このような自体を防ぐために、審美歯科で治療を受ける時は、シミュレーションを見せてもらい、納得してから始めることをおすすめします。

また、このような方の場合、矯正治療で歯並びを整えるとしても、短期間で、場合によっては部分的な矯正治療でまかなえることが多いです。

もちろん、見栄えが気になるのであれば、透明のマウスピース矯正や裏側からの矯正も十分対称になってくるでしょう。

    1. 前歯のみならず、奥歯も含めて全体的に大改造する場合

全体的に整え直すとすると、削って被せる歯の本数が多くなりますから、治療費が高額になるでしょう。

また、骨格的なズレ(前後・左右)は解消することはできませんから、何とかできる範囲でズレを緩和するような治療を行います。

一時的にはきれいに並んだように見える歯並びも、咬んだ時に当たる箇所がまばらで無理をさせているようであれば、将来的に被せものが割れるリスクを伴います

矯正治療と審美歯科の最大に違う点

矯正は自分の歯を活かす治療

2つの治療法の異なる点はたくさんあるのですが、
最大のポイントは、「矯正治療はご自身の歯を活かした治療である!」
ということです。

歯の本数、形、大きさ、歯を支える骨の大きさ、位置は大人になるとほとんど変わりません。
ご自身の身体のパーツを最大限に活かして、自分のものだけで歯並び・咬み合わせを整える方法です。

削って被せものをすると、今の歯ぐきのライン、歯の色にぴったりと合ったものが入ります。
しかし、経年的に歯ぐきのラインは下がり、歯の色は黄色味を増してくるもの。
だんだんと周りの歯と合っていないように感じ始め、作り直しをされる方も非常に多いです。

もちろん人工的な被せものには、寿命があります。半永久的に使えるものとは言いがたいのが実情ですから、いづれにせよ、いつかのタイミングで作り直しが必要になりそうですね。

ここまで読んでいただいて、審美歯科っていいところあるのかしら?とマイナスのイメージをもたれた皆さん、そんなこともないのです!
違いをよく知った上で、選択されるのであれば、もちろん満足度の高い治療方法ではありますし、なんといっても力を発揮する場面があります。

審美歯科の活かされる場面

    1. 神経を抜いた歯の変色

神経が死んでいる歯

神経を抜いた歯は、生きてはいない歯となり、徐々に色味がグレーがかった色へと変化してきます。
この色の変化は個人差があるのですが、並んでいるご自身の生きている歯と比べると、色の違いは気になるものです。
そういった場合の処置としては、

      • ・ホワイトニングを行う
      • ・色が気になる歯を削って、被せものでバランスをとる

対象となる歯の状態によってもホワイトニングが可能かどうか異なりますし、行ったとしても色が完全に元通りに戻ることはありません。色の改善は目指せますから、気にならない程度まで戻せるのであれば、ひとつ有効な方法です。

ホワイトニングを行っても、なお色が気になる場合やホワイトニングが適さない場合は、最終手段として被せものを行うことを考えます。

    1. テトラサイクリン変色歯

歯がねずみ色

テトラサイクリとは抗生物質の一種なのですが、歯が作られている最中に服用すると、歯がグレーの縞模様に色づいて生えてくることが知られています。縞模様の濃さは人それぞれなのですが、この変色はホワイトニングで完全に目立たなくさせることは困難なもの。

こういった場合、人目について気になる上の前歯に審美歯科治療をほどこすことで、表情に豊かさが生まれることでしょう。

    1. 外傷既往のある歯根の著しく短い歯

歯並びが悪い

小さい頃に顔から転んでしまい、歯を強打した、歯が取れてしまい植え直した、歯が大きく欠けた…。

このように外傷、怪我を負った歯は気づかぬ内に根の先に病巣を作ってしまっていたり、根が短くなっていたりすることが少なからずあります。

歯根が著しく短い歯は、骨の中を歯根ごと動かしていく矯正治療が適応にならない場合があります。矯正治療で歯を動かしていくことで、さらなる根の短小化を引き起こしてしまうことがあるからです。

その場合は、今の状態をなるべく維持しながら、患者様が気になさっている所を改善することを考えなくてはなりませんから、審美歯科治療は頼もしい手段ですよね。

以上のことだけでなく、期間や費用も大きく異なります。

矯正歯科と審美歯科、2つの違いをよく知った上で、可能であれば、双方の治療方針に耳を傾けた上で、より適した満足度の高い治療を選択されるといいですね。

当院では、矯正治療のご相談は何度でも無料で承っております。また、審美歯科専門の歯科医師も常勤しております。ぜひお気軽に、お悩みを打ち明けにいらしてくださいね。

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