矯正歯科の相談について

◆矯正歯科は初診相談からスタート

矯正歯科の相談する場合は初診相談から始まりますが、一般的な流れは次のようになります。

①相談

気になっているところ,治したいところをお聞きし、
口腔内を診査することで、矯正治療についてのご相談をお受けします。2回目以降のご相談は無料で承っております。納得のゆくまで、分からなかったところをご相談ください。

②精密検査

治療方針を立てるにあたり、現在のお口の中やお顔立ちの状況を正確に診査することを目的としています。
口腔内模型、噛み合わせ、口腔内写真、顔貌写真の記録、レントゲンオルソパントモグラム、レントゲンセファログラムの撮影などを行います。
必要に応じて歯科用のCTを用いて、3D画像から状況を把握することも行います。

③診断

検査結果をもとに、綿密な治療計画をご提案させていただきます。
診断内容は治療結果を左右するため、非常に重要です。

④治療開始

治療方針にご納得いただけたら、いざ治療開始となります。
矯正治療開始に先立ち、虫歯や歯周病の治療をすませておくことも大切です。
場合によっては、一般歯科の先生と治療の順序などを検討し、協力して治療を進めていくこともあります。

◆よくある矯正治療の相談

矯正歯科の相談について、よくある質問に対する回答という形式でまとめてみました。

①小児矯正に関する相談

【質問】
小さな子供が矯正を始めるのは大変なように思うのですが、矯正を開始する時期としては何歳くらいからがいいのでしょうか。また、矯正装置を装着する期間はどのくらいなのでしょか。

【回答】
上下顎の前歯が生え変わり、6歳臼歯が生えてくる頃に一度ご相談いただくことをお勧めします。ちょうど就学時検診の時期にあたりますので、目安にされてみたらいかがでしょうか。
骨格的不調和の程度や種類、生え変わりの進み具合によって、開始に適した年齢は異なりますが、ご相談いただくことで、適した治療時期やおおまかに考えられる治療方針についてお話しすることができると思います。
当院では、すべての乳歯が永久歯に生え変わる12歳前後までの経過観察を含め、小児矯正治療の期間とさせていただいています。それまでの期間ずっと装置を使用し、定期的に通院しなければならないということではありません。
また、症例によっては、身長の伸びが止まる頃まで注意深く経過観察することが重要となる場合もあります。

【質問】
子供が7歳から15歳まで矯正治療を受け、現在は取り外し可能な矯正装置を付けています。担当医から「親知らずを抜歯した方がよい」と言われましたが、抜歯すべきなのでしょうか。

【回答】
7歳から15歳といいますと、レントゲン写真上に親知らずをお持ちの場合は、写ってはきますが、歯根の完成が終わっていないため、向きや位置関係を正確に予想することはできません。
親知らずの成長が完成に近づいた頃に再度診査し、場合によっては抜歯を進めることがあります。というのも、親知らずの前へと押す力が、整えた歯並びの崩れを招くことがないわけではないからです。また、親知らずが斜めに傾いて成長してきている場合、手前の歯の歯根を損傷してしまうこともあります。
診査の結果、問題のないようであれば、無理に抜歯せず、経過観察を続けていきます。

②成人矯正に関する相談

【質問】
いわゆる出っ歯なのですが、30代後半からでも矯正できますでしょうか。

【回答】
たしかに、10代〜20代の方は歯の動きがよいことがあります。動きだけでなく、歯肉の馴染みもよく、矯正治療に適した年齢であるといえます。しかし、歯とその周辺組織が健康な状態であれば年齢に関係なく矯正治療を行うことはできます。歯が健康な状態であれば、60代でも矯正治療される方はいます。

【質問】
歯並びの矯正には、どのくらいの期間かかりますか。

【回答】
歯の矯正期間については、歯並びや口腔内の状態により変わってきます。一般的には、永久歯がすべて生えそろっている場合でしたら1年半~2年半ほどかかります。ただし、どのような治療方法を選択するかによっても矯正期間は変わってきます。どれくらいの期間がかかるのか、どんな方法があるのかお知りになりたい場合は、ぜひ一度矯正歯科を受診されてみてはいかがでしょうか。

【質問】
マウスピース矯正を行っています。保定期間に入りましたが、マウスピースに違和感を感じます。唾液が出て長時間装着しているのが苦痛です。何か対策方法はありませんでしょうか。あるいは、他に良い保定方法はないでしょうか。

【回答】
マウスピース矯正をされていたとのことですので、装置には十分慣れていただいているとは思いますが、なかなか慣れないという場合には、担当医にぜひご相談ください。
装置の大きさや厚さを調整することで格段に楽になる場合もあります。また、他にも様々な保定方法があります。