歯のクリーニングの頻度(期間)

 

歯垢(プラーク)は、48時間で歯石になる

 

プラークの蓄積歯科医院へ歯のクリーニングに通う頻度(期間)ですが、様々な諸説があります。

しかし、ほとんどの歯科医院で3ヶ月〜6ヶ月に1度の定期検診を薦めています。これには、理由があります。

歯垢(プラーク)が歯に付着します。毎日歯ブラシを綺麗に行っていても、20%は磨き残しがあると言われています。この歯垢(プラーク)を放置していると唾液のカルシュウムと結合して、歯石になります。これを石灰化と呼びます。

この石灰化は、歯垢(プラーク)が歯に付着してから、4・5時間で始まります。およそ48時間で歯石となり、歯ブラシでは落とすことができなくなります。

歯の汚れ(歯垢・プラーク)を48時間放置しただけで、歯石に変わっていきます。また、その歯石も3ヶ月もするととれにくい歯石となりますので、3ヶ月に1度の定期検診で歯石を除去することを進めています。

 

バイオフィルムとプラークの違い

バイオフィルム歯垢(プラーク)とバイオフィルムは違うの?ってことになりますので、こちらを説明したいと思います。

バイオフィルムとは、排水溝など滑りというお話を他でしましたね。
プラークとの決定的な違いは、膜があるかないかです。
プラークは、膜がないので、歯ブラシで落とすことのできる汚れになります。
それに対して、バイオフィルムは、細菌が膜を作り、歯ブラシでこすっても落とすことができません。
これが、プラークとバイオフィルムの大きな違いですね。

では、プラークがバイオフィルムに変化していくのは、どれくらいかかるのでしょうか?
48時間です。

えっ?歯石と同じ?
そう、だいたい同じなんですね。
なんで二日間磨き残しを放置すると歯石にもバイオフィルムにもなるということですね。

虫歯・歯周病は、バイオフィルム感染症です。
このバイオフィルムを定期的に除去することが非常に重要です。

歯ブラシで落とすことができませんので、歯科医院にて機械的に除去を行う必要があります。
 

定期検診で行う事

  • 歯石除去
  • 歯のクリーニング
  • ブラッシングの確認(磨き残し)
  • 被せ物・詰め物の不具合の確認
  • 粘膜に異常がないかの確認
  • 歯周病の進行状態の確認
  • レントゲンでは、肉眼でわからない歯の中の状態確認

 

歯のクリーニングの頻度・期間のまとめ

歯のクリーニング歯石やバイオフィルムに関して、前述しました。
3ヶ月おきの定期検診は、あくまでも指標ですが、歯の歯石が付きやすい人もいれば付きにくい人もいます。
これは、風邪を引きやすい・引きにくいと同じです。
そのため、全員が3ヶ月というわけではありませんが、歯石やバイオフィルムが形成されて細菌が増えてくるのが、約3ヶ月と言われています。
当院は3ヶ月おきに定期検診で、歯のクリーニングを行うことが重要だと考えています。

 



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