歯ぎしり

自覚のない人の多い歯ぎしり

 

歯ぎしり歯ぎしりは睡眠時に無意識にしてしまうものとして知られていますが、この症状には自覚がない人が多いのが特徴です。

自分には関係がないと考える方が大半ですが、この症状によって顎関節症になったり肩やあごの痛みに繋がる事があります。

それだけでなく、目の奥の痛みや歯周病を誘発する可能性もあり、無視できない症状です。

頭痛や肩こり歯ぎしりをしている方の特徴としては、朝起きた時にあごや肩が疲れていたり、歯が削れている事があります。
そうした部分からまずは、自分が歯ぎしりをしているかどうかを見極めて行く必要があります。
特に歯ぎしりの原因としては「ストレス」が大きく関わっていると言われているので、心当たりのある方は確認をしてみましょう。

よく小さな子どもが歯ぎしりをする事がありますが、これは歯の成長に伴うものなので大人の歯ぎしりとは少し種類が異なります。

歯ぎしりは子どもだけのものではありませんし、原因も違うものです。

特に成長期の子どもの歯ぎしりは珍しいものではなく、それほど問題視されているものではありません。

問題視すべきなのは、ストレスを抱えやすい大人の歯ぎしりです。

 

歯科医療の現場においての歯ぎしり

 

歯ぎしり歯ぎしりとは、医療用語で「ブラキシズム」または「睡眠時ブラキシズム」と言われています。

歯ぎしりをする事によって歯周病が進んでしまったり、直接的には歯が削れたり折れたりしてしまう事もあります。

特に、歯医者で治療した際に詰めた詰め物が取れてしまう事も問題視されています。特に、最近の歯科医療の現場で使用されているような
セラミックのものであれば、金属よりも決して丈夫であるとは言えないため、注意が必要とされています。

 

歯ぎしりの種類と特徴

 
歯ぎしりは3つのタイプに分類歯ぎしりは、その仕方によって呼び名が付けられており、それぞれ特徴があります。

良く一般的に歯ぎしりと言われるもので、上下の歯をこするタイプのものを「グラインディング」と呼びます。

同じように音が出るものとしては、歯を小刻みに上下にカチカチと音を鳴らす「タッピング」と呼ばれるものがあります。

そして、音を鳴らさずに噛みしめるタイプの歯ぎしりで周りに気付かれる事が少ない「クレンチング」と呼ばれる歯ぎしりもあります。

これは、寝る人が側にいる場合でも気付かれない事があるので、自覚する事がないまま放置されてしまいやすいものになります。
一緒に寝ている人が何も言わないから歯ぎしりはしていない、と言う事にはなりませんので、例え音がしていなくとも安心はできません。

歯ぎしりをしている人の特徴は上記でも述べたように、肩やあごに疲れが出たりしますので、自分自身でしっかりと確認する事が大切です。

クレンチングの場合は特にグッと噛みしめている事がありますので、筋肉の疲労が顕著にあらわれます。


 

歯ぎしりの治療と改善方法

 

マウスピース(ナイトガード)歯ぎしりを治療するには、ナイトガードと呼ばれるマウスピースを装着する方法が一般的です。

これは歯ぎしりによって歯が傷つけられるのを防ぐ効果があるのですが、必ず治ると言うものではありません。

はっきりとした原因はまだわかっていないのですが、上記でも触れたように、歯ぎしりの大きな原因は日常生活におけるストレスだと言われています。

つまり、患者自身が日常で抱えるストレスを減らさなければ症状の改善が見込めない可能性があると言えるのです。

マウスピースをつけることで安心感が生まれ、精神的な面でも効果があると言われていますので、まずはマウスピースの治療を受けると言うのも1つの方法です。

そこから患者様自身が日常の中で精神的な負担を減らして行く事、ストレス発散やリラックス法を身に付けていただく事が改善の最重要ポイントとなっています。