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歯医者が教える!ベストな歯磨き回数とタイミングは?


みなさん誰しもが毎日食事を摂りますよね。
よく噛んでおいしくご飯を食べるためには健康な歯が欠かせません。

歯ブラシ食事の後はきちんと歯磨きをしていますか?
忙しさに怠けて歯磨きをしなかったり、すぐに終わらせてしまったりと、1回の歯磨きを疎かにしていないでしょうか。

実はその1回で虫歯や歯周病の原因をつくってしまっている可能性があることも。。
今回は日本人の歯磨き回数の平均とそのタイミングについて説明していきます。


毎食後に歯磨きしている人は20%?


面白いデータがあります。
日本人は歯磨きを1日平均何回やっていると思いますか?

歯磨き実は、
「1日2回!!」

これが全体の60%以上とダントツでトップなんです!

第1位 「1日2回」(約60%)
第2位 「1日3回以上」(約20%)
第3位 「1日1回」(約15%)

1日3食の習慣が普通かもしれませんが、そのうち1回はほとんどの人が磨いていないという結果となりました。
いかがでしょうか。

私たち歯科医師が患者様からよく聞くのは、
「朝と夜は磨いているのだけれども、昼は忙しくて。。」
という声です。

なかなかみなさん職場や出かけ先で歯磨きすることが難しいようですね。


食事をすると歯が溶けている!?


でも注意すべきことが!!

歯を詳しく見る食事をすると口の中では虫歯菌が糖質を分解して酸を発生し、歯の表面を溶かしています
これを「脱灰」といいます。

汚れが残ったままの状態で歯の表面が覆われていると、虫歯菌にとっては好都合なわけです。
つまりそのままでは虫歯のリスクもあがってしまうわけですね。

ではどうするべきなのか。
やはり歯磨きを毎食ごとにすることが理想です。


歯の再石灰化正常なお口の中では、脱灰で溶けてしまったあとに「再石灰化」という唾液の働きが起こります。

歯は結晶構造からなり、そこではカルシウムイオンやリン酸イオンが多く含まれています。

再石灰化では、脱灰により溶けてしまったこれらの成分を唾液の働きによって回復する機構を備えているのです。

再石灰化
再石灰化のイメージ
 


大事な就寝前と起床後の歯磨き


1日の中で最も大事な歯磨きは寝る前の歯磨きです。
なぜでしょう?

これは就寝中は唾液の分泌が少なくなっていることが要因としてあげられます。
唾液は歯の表面を覆って細菌から歯を守ってくれる働きをします。

しかし、歯を磨かずに寝てしまった場合は日中に比較して細菌が活動する好条件の状態をつくってしまうのです。
これによって虫歯や歯周病がどんどん進行してしまいます。

よって寝る前には歯磨きをして、きちんと汚れを除去しておくことが必要です。
 

image2

 
上の図を見て気づきましたか?
寝ている時は唾液の分泌がないために、寝る前に飲食をしてそのまま寝てしまうと、歯の表面では脱灰されたままになっています。

再石灰化の働きが行えていないことがわかりますね!

起床後の歯磨きも大事です。
朝起きて口がネバネバする、乾燥しているなんてことありませんか?

就寝中唾液の分泌が少ない状態であった口の中は細菌が留まりやすい状態です。
ですから、まずは起きて口の中にある細菌を流してあげることが必要になります。

うがいだけで構いません。細菌が多い口の状況で朝食をとるのも嫌ですよね。
まずはうがいから!

そして朝食後に歯磨きをしてあげましょう!


歯磨きは食後すぐに行う!


歯磨きは食後すぐに行う?
それとも30分後?

どちらがよいか迷ったことはありませんか?
どちらもよく耳にすることかと思います。

ではどちらがよいのか。

食後すぐ歯を磨く答えは食後すぐに行うということです。

食後についた汚れ(歯垢)をすぐに除去し、細菌の栄養分となる糖質をまずは取り除くことが大事です。
そうすることで酸を作る細菌も同時に除去することが出来ます。

汚れを長時間口の中に滞留させておくことは控えましょう!

歯医者からのアドバイス


いかがだったでしょうか。
みなさんはどこにあてはまりましたか?

柳沼
どうしてもみんなと違うことをすることが苦手という方が多いと思います。
歯磨きもそうでしょう。

昼食後は特に出来ない人が多いようですが、これからの将来を健康的な歯でおいしくご飯を食べていけるよう、虫歯や歯周病予防に毎食後の歯磨きをお勧めしたいと思います。

職場やバッグに歯ブラシセットを置いておくのもありかもしれませんね。ちょっとした行動がお口の健康を守ってくれますよ!


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